推しごと徒然

推しごと色々の感想と、少しの旅行記。

舞台カラマリを観に行きました

はじめに

こんにちは。

遠征前日に右足を捻挫した女です。

それから1週間も経たないうちにまた同じ足を捻挫するなんて誰が想像したでしょうか。

初投稿につき少し前書きをさせていただきます。

 

この度はてブロをはじめてみることにしました。

主に舞台やイベントの感想と、少しの遠征の思い出を綴ろうかと考えています。

前々から感想ブログ開設は考えていたのですが、どうにも腰が重く…

今年4月頃にやっとTwitterで観劇垢を作ったのですが、

繋がらせていただいてるフォロワーさん方にはてブロライターの方が多いこともあり、

私も始めてみるに至りました。

個人でブログをするのは10数年ぶり*1なので頑張ります。

ネタバレはあったり無かったり、ふわっとした感じになったりするので、

閲覧は自己責任でお願いいたします。

 

舞台カラマリとは?

あの有名乙女ゲーブランド・オトメイトから発売されている、『Collar×Malice』の舞台化。

今回は作品の攻略対象キャラである榎本峰雄、笹塚尊のルートのお話でした。

榎本編と笹塚編、元々は2020年5月に公演予定だったのですが、ご時世の影響で延期になり…

その当時は観劇に行ける予定が立てられなかったので、今回現地で観劇ができて本当に良かったです。

榎本編のみ生で観劇しました。笹塚編は配信で観ております。

 

作品のあらすじはこんな感じ。

 

連続凶悪事件――通称【X-Day事件】が起き、
危険な街となってしまった新宿で、警察官として働く星野市香。地域の安全のため、日々奔走していた彼女は、
ある夜、何者かに襲われ、
毒が内蔵された首輪をはめられてしまう。混乱する市香の目の前に現れたのは、素性の怪しい男性たち。
元は警察に所属していた彼らは、独自にX-Day事件を捜査しているのだと言う。彼らを信用していいのか分からないまま、
突如、X-Day事件の鍵を握る存在となってしまった市香。死と隣り合わせの首輪を外すため、
悪意に包まれた新宿を解放するため、
彼らと共に捜査を開始することになるが――。彼女の命は誰が握っているのか。
そして、新宿が再生される日は来るのか――。

 

collarxmalice2.scissors-blitz.jp

 

 

そう、刑事物です。

私の知っているオトメイト作品といえば、鬼が絡んだりヴァンパイアだったり*2、何かとファンタジーなイメージがあったので、ちょっと意外な設定でした。

少し補足すると、作品の舞台となっている新宿は【X-Day事件】の影響により隔離されており、さらに新宿区内在住の人々には銃刀法が解除されています。

護身の目的とはいえ人々が拳銃を持てるようになってしまった世界。

作中の言葉をかりるならば、「平和な日常が奪われてしまった世界」なんです。

 

舞台の流れとしては、所謂ゲームの”共通ルート”にあたる部分までは両編とも一緒でした。

公演が始まる際、客席側の照明を落とさないまま突然スタートしたのですが、日常から突然舞台の世界に引き込まれる感じがとても良かったです。

それから、ヒロインが気を失っていくシーンではスポットライトの点滅を利用したりと、ゲームのプレイ画面を見ているような演出もあって良かったです。

節々にしっかり乙女ゲー要素が取り込まれていました。

 

榎本峰雄編

とにかくかわいい!!!!!

峰雄と市香(ヒロイン)のやりとりが可愛すぎる…

これは2人の恋の行方を見守るモブおじにならざるを得ない……

峰雄編はラブコメ少女漫画のような印象でした。

峰雄くん、かなり攻めた見た目をしているので、ビジュアル初見ではオラオラ系のキャラかと思っていたんですが、全然違いました。

寧ろ女性にまったく免疫が無く、市香ちゃんとまともに目を合わせることもできません。かわいいですね。

そして思ったよりニコニコするタイプだし、声がでっかい。とってもかわいいですね。

本当に物語中盤くらいまで2人は目が合わないんです。ですがとあるきっかけで距離が縮まっていく…2人がお互いをパートナーとして認め合ってから事件解決へ動き出していったので、ストーリーとしても分かりやすかったです。

お互いに歩み寄っていくステップも本当に微笑ましくて、峰雄と市香の組み合わせはずっと見ていたくなっちゃいますね。

突然カテコの話をしますが、挨拶の後に捌ける際、主役の2人はセンターの階段を上ってから上段の袖へ捌けていくのですが、階段の上り下りでは必ず峰雄が前に行って、特に上りでは峰雄が上りきった後、跪いて市香の手を取っているのが印象的でした。しかもぴっかぴかの笑顔で。手を差し伸べるときも、元気いっぱい手を差し出してるんです。

作中にも跪いて(事件捜査の相棒という意味での)パートナーの申し出をするシーンがありまして。そう、跪いているので計らずともプロポーズのようになってしまっていて。

ラストシーンのことも考えると、峰雄はロマンチストな一面もあるのかなと思ってしまいますね。かわいすぎて過呼吸になりそう。

大千秋楽での挨拶も、タイミングが微妙にずれちゃってわたわたする峰雄と市香も可愛かったです。一生かわいいじゃん。

峰雄編の市香ちゃんは性格も峰雄に寄っている(?)せいか、同じ温度でぶつかって、一緒に歩んでいく、という印象でした。だからずっと見ていたい2人だと思えたのかな。

あとお辞儀と敬礼のキレが良かったです。演じていた女優さんのこともすっごく好きになりました。

 

笹塚尊編

あっやばいこれは夢を見そう。

観劇前にゲームの公式サイトでキャラクター紹介は一通りチェックしていたのですが、

この中で落ちるなら尊かなぁとは思っていたんですよね…案の定…

同じ作品の別ルートということで、峰雄編と話の流れは大体同じかと思っていたのですが、ほとんど別物でした。

展開としては、少女漫画のような峰雄編に対して、尊編はより乙女ゲー感が強かったです。

というのも、見てて主人公に自己投影しやすかったように感じました。*3だから夢見そうなんですよね。

峰雄編が少女漫画のドキドキなら、尊編は乙女ゲーのトキメキなんです。伝わるかな?

私は峰雄編から先に観劇したのですが、峰雄編で意味深な感じになったけど掘り下げがなかった部分の話があったりと、この舞台は両編観てはじめて分かる要素も多かったです。

峰雄編ではあまり絡むことがなかったキャラクターとの絡みもあり、峰雄編ではなかった岡崎&吉成のアクションシーンがあったりと、両編全く違う展開だったのでずっとワクワクしながら観られました。

尊と市香の距離の縮まり方も、事件の捜査をしながら徐々に…という展開で、これぞミステリー系の乙女ゲーという感じが良かったです。

途中スマホでメッセージのやりとりをするシーンがあったのですが、配信ではカメラがスクリーンに寄ってくれず見えなかった部分があったので、そこは円盤で改善されてるといいな…という気持ちですね。

そしてまた突然カテコの話をしますが、例の階段上り下りでの峰雄との差分もまた良くて…

一番最初は手を貸さなかったくせに、そのあとは全部手を取ってあげてるんですよね。

しかも後ろにいる市香をちょっと気遣いながら階段を上るんですよね…全くもう…そういうとこだよ…

とにかくトキメキが止まらない尊編。時間の関係でチケットはとらなかったのですが、やっぱりこっちも生で観たかったなぁと少しだけ後悔しています。

 

まとめ

とてもいい舞台でした!

ゲーム画面を見ているような演出、乙女ゲー特有の攻略対象キャラとの物理的距離の近さや添い寝シーンもあり、原作ゲームをプレイしていなくとも楽しめる舞台でした。

そして原作ゲームをプレイしてみたくなりました。

それくらいストーリーがとにかく面白かったですし、続きが気になる!

両編とも両想いエンドではあったのですが、黒幕までは辿り着いておらず…

最終的にX-Day事件はどうなっていくのかが気になりますし、バッドエンドも多いらしいのでゲームとしても面白そう…

このお話、アドニス*4側にも信じる正義があって、その信条にも共感できる部分はあるし、現実世界にも言える内容だから、アドニス側のことが憎めないんですよね。

あとはやっぱり舞台だけでは分からない部分ももちろんある。アドニスのことも掘り下げたいです。

ビジュアル面の再現度も高かったし、特にランブロのお写真が綺麗なのが嬉しかったです!

そして原作の絵を見てて思うのが、尊のあの髪型、よく再現できたなぁと。

わたあめみたいな髪型でかわいいですよね。

それから驚いたのが、前説と後説がドラマCDだった。本当に。会場で聞いてびっくりしました。ちなみにこれ配信の特典で音源がついてくるんですよね。ありがたい。

生での観劇は約5ヵ月ぶりだったのですが、すごく楽しめたし、なにより公演が無事完走できて良かったです。

やっぱり生と配信では解像度が違いますね。

ストーリーが本当に面白かったので、過去作である岡崎編も何かしらの手段で観たいですし、今後白石編・柳編もやるって信じてるので、なんとか予定が合えば観に行きたいなぁと思っています。

その時までにはゲームも履修しておきたいな。

今回は推しが峰雄役だったので峰雄推しの体で行きましたが、作品の推しはゲームやってみて決めたいと思っています。

誰に本格的に落ちるのかおたのしみに!

 

おまけの小旅行記

今回遠征をしたので、泊まったホテルとごはんを食べたお店を少し紹介します。

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サクラ・フルール青山さんにお泊りしました。

約1年前にも利用したのですが、とにかく内装が可愛くておすすめです。

エントランスもアンティーク調でとっても素敵。

スタッフさんもとても親切でアメニティも充実、

渋谷駅から徒歩10分ほどと、アクセスも悪くないです。

お気に入りのホテルなのでまた利用したいです。

 

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ソワレ前のお昼ごはんに、『本とメイドの店 気絶』さんにお邪魔しました。

スタッフさんがメイドさんのブックバーです。

1枚目のお写真は广(まだれ)コーラ*5とオムライス。

2・3枚目はホットのルイボスティージャスミン茶なのですが、ゆのみで出てきました。

こちらのオリジナルゆのみ、何種類かあるそうです。

メイドさんとゆっくりお話しできました。また来たいです。

 

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こちらはメイドカフェぴなふぉあ』さん。

帰りの飛行機まで時間があったので、早めの晩ごはんでお邪魔しました。

オムライス食べがちですね。

ちいかわのうさぎを描いてもらいました。

萌えきゅん系メイドカフェ楽しい。

こちらもたくさんお話しでき、楽しく過ごせました。またご帰宅したい。

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

何かありましたらコメントやましゅまろにお願いいたします。

 

次回予告(暫定)→令和千本桜

*1:黒歴史です

*2:実はあまりオトメイト作品の沼にがっつりいたことがないです。薄桜鬼に一時期はまってたくらい。

*3:パンフレットを拝読したところ、市香役の女優さん自身も「乙女ゲーの主人公」というところは意識して役作りされてたのかなと感じました。

*4:X-Day事件を起こした組織

*5:パフェ系ツイッタラーの广さん開発のクラフトコーラ。スパイシーでおいしかったです。